甘い和菓子やケーキのスイーツ、無性に食べたくなる時がありませんか?
砂糖(特に白砂糖と言った精製されたもの)は、美味しいのでついつい食べてしまいがちですが、摂り過ぎるとやめられなくなり、依存度が高まると言われています。
今回は私が、砂糖を完全ではないですが、辞めるキッカケや、量を減らすためにについてやってみた3つのことを書いてみました。
砂糖を大量摂取することになったキッカケは?
私が産まれた頃は、まだ現在のようなたくさんの甘いお菓子が売られているような時代ではありませんでした。
どちらかというと、自分や家族の誕生日にバースデーケーキを食べたり、親戚の結婚式に招かれた時に出てきたスイーツを食べるぐらいです。
そんな私が甘い物を食べる量が増えてきたのは、学校を卒業して社会人となり、仕事の関係で一人暮らしをするようになってからです。
この頃より、町中にコンビニエンスストアが出店されるようにもなり、仕事帰りに立ち寄っては、よくケーキやアイスクリームと言ったお菓子を購入していました。
今から思えば、仕事上のストレスを、甘い物を食べることで解消していたと思います。
酷いときなんて、ショートケーキを5つ買って、その日中に全部食べてしまったりすることもありました。
ストレス発散の下手な人間だったんですね・・・。
20代の頃はそんな食べ方をしても太ることがなかったため、調子に乗り、スイーツを食べて一日が終わる日もありました。
ですが、さすがに30歳を過ぎた頃より、健康診断で脂肪率を図ると、標準以上の値が出るようになってきました。
食べた後に必ず眠気が来るようになった。
そんな身体に悪影響を与える、甘い生活を送っているうちに、30代前半で、縁あって結婚することとなり、子供も産まれました。
ここからがさらなる、甘い物生活への入り口となってしまったんですね。
慣れない育児や、実母の極度の孫への過干渉、義父の理不尽な嫁イビリや、ママ友と上手く立ち回れない性格のため、その憂さを晴らすために、独身時代よりも甘い物を食べる量が増えていました。
又、別の記事にも書きましたが、これらの軋轢に加えて、主人の子供への教育の圧力もあり、とにかく周りに振り回されていました。
私は、いわゆるママ友さん達とおしゃべりして、ストレス発散が出来るタイプの人間ではありません。
むしろ、愚痴を聞いてもらうことで、「やっぱりあの時、グチ言い過ぎたかな??」と却って悩んでしまう性格の持ち主です。
なので、独身時代よりも心身ともに余裕のない毎日を送っているにもかかわらず、全くと言っていいほどストレス発散が出来ずに、甘い物を食べる習慣が続いていました。
むしろ、独身時代より確実にスイーツを摂取する量が増えてしまい、当然ですが体重も、プラス10キロ近くとなってしまいました。
体重まで変わってきて、夏の時期にとにかく汗を大量にかくようになりました。
それと食後に異常なほどの眠気を感じるのです。
血糖値が上がってしまうんでしょう。
定期健診を受けると必ずと言っていいほど、糖尿病予備軍になる恐れを指摘されたため、さすがにこのままでは将来的に、大変なことになると思い、砂糖や炭水化物の量を減らす事にしました。
辞めるためにした3つのこと
色々と砂糖について調べてみました。
砂糖を摂取すると、脳の快感中枢が刺激されて、エンドルフィンという物質が分泌されるんです。
エンドルフィンは、多幸感をもたらすと考えられている物質です。
当たり前ですが、食べ過ぎると、依存性が高まります。
とはいえ、なかなかすぐに絶つというのは難しいものです。
そこで3つのことから始めてみました。
①白ご飯を主食にせず、タンパク質と野菜を中心に摂る。
②普段からどれくらい砂糖を摂っているか、大まかでいいので計算する。
③週に1度は「自分を甘やかす日」を作る。
現代人は忙しいので、ついつい簡単にお昼を済ませようとして、カップラーメンやおにぎりだけ食べて終わってしまうことになりがちですが、なるべく意識してタンパク質中心の生活を行うのが良いそうです。
また、②ですが、面倒くさくても一度やってみると、思ってた以上に砂糖を摂取していることが分かります。
数字で見ることで、自分を客観視出来るので、何も予定がないフリーの日の時に実行してみるといいでしょう。
③に関しては、ダイエットと同じで、急激な砂糖断ちは必ずリバウンドするので、一週間の内の1日は自分を解放してあげましょう。
おわりに・・・
今回は、砂糖を止められない方へ、自分の体験をもとに書いてみました。
砂糖を絶つ、というのは色々と調べてみると、私の様なレベルだと、砂糖を無理なく控えれるようになるまで、1年間はかかるそうです。
確かに現在も、もう半ば癖のようになり、たいしてお腹が空いてないのに、「ケーキ食べたい~!」と思う自分がいます。
現代は、昔に比べても、かなりの甘いお菓子が売られているので、外出してもそう簡単に誘惑は断ち切れないですが、健やかな身体を保つためにも、過度の甘味の摂取は控えましょう。