日本スポーツクライミング界に突如として現れた期待の新星、安楽宙斗(あんらくそらと)さん。
現役高校生にして初参戦した2023年のW杯では、
ボルダー・リード種目において年間総合優勝に輝き、同年に2種目の年間総合優勝を果たしたのは国内初ということで注目されています。
安楽宙斗(あんらくそらと)さんはどんな人なのか?
経歴やご両親について分かったことをまとめました。
安楽宙斗(あんらくそらと)wiki経歴プロフィール
画像引用元:スポキャス
- 名前:安楽宙斗(あんらく そらと)
- 生年月日:2006年11月14日生まれ(2024年現在、17歳)
- 高校2年生
- 出身地:千葉県八千代市
- 身長:168㎝
- 体重:55kg
- 両手を伸ばした長さ(リーチ):182㎝
- スポンサー:株式会社ファソテック
安楽宙斗さんは、スポーツクライミングW杯・ボルダー最終戦が2023年6月16日に行われ、6人で競った決勝で見事優勝に輝きました。
準決勝を6位で通過、決勝は全4課題(コース)のうち3つを完登しました。
他の大会などにも精力的に挑戦し、初の年間(全6戦)総合王者に輝いたという、とてもすごい17歳ということで注目が集まっています。
初めて出場したボルダリングW杯での総合優勝ということで、優勝候補の有名選手などを抑えての優勝となったんですよね。
日本代表の安井博志コーチいわく「クライミングは筋肉がしっかりついてパワフルな選手が多いので、海外勢から『弱そうな選手が勝ったけど、どんな選手?』と言われた、と語っています。
一般的にボルダリングの世界では、身長が168㎝は小柄な方なんだとか。
安楽宙斗さん、そんなに体格的に恵まれているほうではないものの、とてもガッツのある選手です。
安楽宙斗の両親(父親・母親)はどんな人?
安楽宙斗さんの家族構成は4人家族です。
- 父親/武志さん 41歳
- 母親/久美子さん 50歳
- 安楽宙斗さん本人
- 弟/晴希さん 11歳
安楽宙斗選手には弟・晴希くんがいます。
晴希くんもスポーツクライミングをしていて、2023年に開催された【ファイテン×マムート ユースコンバインドカップ2023】に出場しています。
スポーツクライミング兄弟として、二人そろってオリンピックに出る日が来るかもしれません
安楽宙斗さんの父親:武志さん
安楽宙斗選手の父親は、安楽武志さん。(写真左)
安楽宙斗選手の父親は、安楽宙斗選手のスポンサーでもある、株式会社ファソテックに勤めています。
安楽宙斗選手のスポンサー契約も継続されていることから、現在も何かしら関わりはあるかもしれませんね!
ちなみに安楽宙斗選手がスポーツクライミングを小2から始めたきっかけは、父親武志さんの影響でした。
お父さんのダイエットがキッカケだったんです。
家の近くにジムがあって、遊び感覚で行ってみようって。当時は、結構太っていたのでダイエットをしたがっていた父と、一緒に通っていました。
引用元:毎日新聞
安楽宙斗さんの母親:久美子さん
母・久美子さんは、安楽宙斗選手の食事管理についてこう語っています。
ラーメンやからあげが好きです。栄養が偏らないようには気をつけています。
引用元:千葉web特集
疲労回復のためにビタミンB1が豊富なメニューを考えたり、苦手な野菜をどう摂取させるかを常に考えているという久美子さん。
揚げ物好きの高校生の食事管理は大変だと思いますが、こういった家族からの支えで安楽宙斗選手のオリンピック内定があるのでしょう。
また安楽宙斗選手の名前の由来は、「父・武志さんが宇宙が好き」だったから。
「お父さんが宇宙が好きで、宇宙のように広い心を持ってほしいということで『宙』。確か『と』を付けたくて、北斗から『斗』を取ったと聞きました」
引用元:CLIMBERS
安楽宙斗選手が生まれる前から、この名前に決まっていたようです。
安楽宙斗さんの好物は母親のから揚げということで、取材されている日にはちょうどから揚げで嬉しそうに食べようとしている安楽宙斗さんと可愛らしい母親の久美子さんの写真が載っていました。
息子の活躍に母親である久美子さんもとても嬉しいことでしょう。
安楽宙斗(あんらくそらと)の出身小学校・中学・高校
安楽宙斗さんの出身小学校から、中学校、在学中の高校までを見ていきます。
安楽宙斗さんの出身小学校は八千代市立大和田小学校です。
- 八千代市立大和田小学校
- 千葉県八千代市萱田町628
安楽宙斗さんがスポーツクライミングに出会ったのは小学2年生の頃。
夏休みの前に近くのジムでクライミングがあるのを知ってスタート。
安楽宙斗さん出身の、千葉県八千代市立大和田小学校は、2024年に創立150年をむかえます。
伝統校として子どもたちがのびのびと成長し、地域の人に愛され、支えられている学校です。
続いて安楽宙斗さんの出身中学校は、千葉県八千代市立大和田中学校です。
千葉県八千代市立大和田中学校は昭和47年に開校。
2024年で創立52年になります。
大きなグラウンドで生徒たちが元気いっぱい部活動に励んでいる中学校です。
大和田中学校では、先生たちが毎日ホームページに日記を公開していたりと、先生と生徒が身近に感じられる学校です。
安楽宙斗さんは、中学生頃まではクライミングをゲーム感覚で楽しんでいました。
そして2024年現在、安楽宙斗さんが通っている高校は、千葉県立八千代高等学校です。
大会で優勝した際には、学校のホームページに写真がのっていました。
安楽宙斗さんはクライミングをするために、学校の部活には入っていませんが、こういった形で学校も応援してくれるのはとても嬉しいのではないでしょうか。
また、学校の科目で好きな教科は数学です。
数学は答えが必ず1つなのが好きな理由なんだそう。
数学が好きということはとても頭の回転なども良さそうですよね!
クライミングは一瞬一瞬の判断が後々登る時に影響すると思うので、数学の問題を解くみたいに途中経過なども好きなのかもしれません。
ちなみに、数学は学年でもトップクラスなんだとか。
八千代高等学校はスポーツに力を入れていて、先生も安楽宙斗さんの活動を応援してくれています。
八千代高等学校出身の著名人には
- 羽生直剛(プロサッカー選手)
- 熊谷渡(元バスケットボール選手)
- 矢島久徳(バレーボールVリーグ元監督)
など、スポーツで活躍している方が多くいらっしゃいました!
授業もこなしながらスポーツクライミングの選手として二足の草鞋を履かなければならないので通う学校が、応援してくれると活動しやすいですよね。