コールセンターの仕事をしたいけど、やらない方が良いかと考える理由の一つに、「座り仕事だから太る」というのがあります。
確かに座り仕事で動かないので、外回りの営業の仕事よりは体重が増加しそうですよね。
そこで今回は、コールセンターの仕事でどれくらいのカロリーを消費しているのか?を調べてみました。
合わせて、コールセンターの仕事中でもダイエットになるエクササイズや、体験談をお伝えします。
コールセンターの仕事の消費カロリーは?
今回気になったのが、コールセンターの仕事をすると、どれくらいカロリーを消費するのか?です。
調べてみますと、一般的なオフィスワークと言われる座り仕事で、1時間に約60kcalの消費をしています。
なので、8時間働けば450kcal程度の消費となります。
案外消費していますよね~!
人間のカロリー消費で、脳の活動が占める割合は20%超なんだとか。
体を動かさなくても、頭(脳)を働かせば、それだけカロリーを消費しているのです。
加えて、いわゆるデスクワークと違って、コールセンターの仕事は、声を使って電話口の相手のことを考えながら仕事をこなしていきます。
なので、1時間に約60kcalの消費にいくらかはプラスされているのではないでしょうか。
ちなみに立ち仕事をすると、この約60kcalの消費にプラス約50キロカロリーとなります。
なので、コールセンターの仕事で太りたくない方は、なるべく日常生活の中に定期的な運動を取り入れることと、食べ過ぎないように日頃から摂生に励むようにするが一番いいと思います。
(と言っても、なかなかそう簡単にはいかないですけどね!)
コールセンターの仕事中に出来るダイエットについて
ここで、コールセンターで働いている時でも、エクササイズが出来るやり方をご紹介します。
長時間椅子に座ってパソコン作業をしていると、どうしても前かがみになりがちで、姿勢が悪くなります。
姿勢が悪い人には背中にお肉がついていたり、お腹ポッコリに悩んでいたりする人が多いものです。
これは、体幹の筋肉(インナーマッスル)が衰えているからなんです。
姿勢を美しくして歩こう、と意識するだけでも、血流が良くなって痩せやすくなるので、立っている時は、このインナーマッスルを鍛える、というつもりでお腹に意識を集めていきましょう。
そして座って仕事中は、「ドローインダイエット」です。
この方法は、お腹を引っ込めるだけでOKという、実にシンプルな筋肉トレーニングです。
もちろん、場所や時間を問わないので、コールセンターのお仕事中も出来るんです。
やり方は簡単です。
椅子に座ったら姿勢を正します(足は肩幅。)
そして、ゆっくりと息を吐きながらお腹をへこませていきます。へこますことが出来たら、そのままで20秒をキープ。
これを1回に数セット行っていきます。
最初のうちは腰に痛みや疲れを感じることが多いです。
なので数秒から始めて、慣れてきたら30~40秒ほどに延ばしましょう。
正しい姿勢を取りづらい人は椅子と背中の間にクッションを挟むと楽ですよ。
いかかがでしょう?
続けて、習慣にしているといつのまにか痩せて綺麗になれそうですね~!
コールセンターで5キロ太った私の体験談
コールセンターは肥満率が高いと言われることが多いようです。
少しぽっちゃりとかのレベルではなく、言い方が悪いですが「デブ」の人が多いんだとか。
本当にそうでしょうか?
個人的に思うのですが、コールセンターで働いてるうちに、太ったんじゃなくて、
元々太りすぎて他で働けないからコールセンターに来たんじゃないのでしょうか?
私はこれまでに、何社かコールセンターの仕事に就いてた時期がありましたが、明らかに太り過ぎの方は確かに多いように思います。
そんな私でも、40代後半に入ってから就職したコールセンターの仕事を始めています。
そして1年くらい体重計に乗らなかったのですが、久々にのってみると5kgも増えてました(汗)
1年間で5kg増ですよ~。
心当たりといえば、寝る前に食べる生活スタイルになっていたことです。
私は当時夕勤のコールセンターに就いていましたが、出社前にごはんをガッツリ食べていくし、休憩中もご飯もしっかり食べていました。
それでも仕事が終わる頃には、お腹がペコペコでした。
今から思えば、職場の人間関係で、ストレスがかなり溜まってたんだと思います。
だからと言って、友だちと会って悪口言い合ってスッキリ~、が出来ないんですよ。
それに自分の言いたい悪口言ったら、相手の悪口聞かないといけないじゃないですか(笑)
なので、どうしてもモヤモヤが残ってしまって、家に帰ってヤケ食いに走っていました。
そりゃ太りますよね~!
それにお金を貯めたくて、節約のためにカップ麺を食べることが多かったです。
カップ麺はそんなにお腹いっぱいにならない割に、結構高カロリーの食品なんですよね~。
週3の仕事とはいえ、これではまずいと思って、結局夕勤から昼勤に変えてもらって、時給は安くなったけど、職場の人間関係は働きやすくなりました。
そこからでしょうか?それほどドカ食いがおさまったので、そこで体重増加はストップしました。
【追記】
この記事を書いてから約3年たち、50代となりました。
そして再びコールセンターで働いているのですが、さらに痩せにくくなっています。
昼勤で働こうと思いましたが、年齢的に8時間勤務が辛くなったために夕勤の4~5時間シフトで働き始めました。
私が太らないように意識しているのが、前説で述べている、ダイエット方法を仕事中に行っているのと、仕事が終わってからのウォーキングです。
私はコールセンターの仕事が終わった後、乗換駅までの2駅を歩くことに決めました。
ウォーキング時間は約30分で、ゆっくり歩かず、なるべく速足を意識しています。
どうしても体調が悪い日は無理せず電車に乗って帰りますが、週5のシフトの中で週3をウォーキングに充てるだけでも違いが感じられます。
寝る前に30分の運動をするだけで、寝つきが良くなりました。
寝つきが良くなると代謝が上がって痩せやすくなる、と聞いたのでこのやり方は良いのではないでしょうか。
今回は、コールセンターの仕事をすると太りやすくなるのか?
また、コールセンターのお仕事中でも出来るエクササイズを、合わせてお伝えしました。
仕事で感じるストレスを食べることによって埋め合わせるやり方だと、若い時はなんとかなっても、年齢が高くなるにつれ、肥満の元になりやすくなるので、気を付けていきましょう!