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コントレイル無敗の三冠馬!名前の由来や馬主は有馬記念でも勝利するのか

コントレイルといえば、令和の“最強馬”といっていい、まさにこの2文字にふさわしい素質を持った馬ですよね!

 

史上8頭目の牡馬三冠馬であり、無敗での達成は3頭目。

 

ディープインパクトとは史上初の親子での無敗制覇となり、2歳GⅠをも手中に収めての達成も史上初となりました。

 

往年の名馬、ディープインパクトを父に持つコントレイルが圧巻の強さを見せつけるのはむしろこれからではないでしょうか。

 

この記事ではコントレイルやその馬主・馬名の由来など最強馬としての素性や素顔にせまっていきます。

 


コントレイル馬名の意味や由来と馬主について

 

 

コントレイルの英語表記は「Contrail」と表記されて意味する言葉は「飛行機雲」です。

 

空高く飛ぶ飛行機から発せられる、細くて長い雲を指しているので、コントレイルという名前はこの飛行機雲を前へと突き進んで欲しいという想いが込められているのではないでしょうか。

 

続いてコントレイルの馬主についても調査してみました。

 

コントレイルの馬主は前田晋二(まえだしんじ)さんです。

 

前田晋二さんは、ノースヒルズ代表・前田幸治(まえだこうじ)さんの実弟です。

 

前田晋二さんは、大阪府高槻市に本社がある都市クリエイト株式会社の代表取締役社長です。

 

都市クリエイトの事業内容は、一般廃棄物、産業廃棄物の収集、運搬、処理事業、産業廃棄物中間処理業、古紙、金属、ペットボトルのリサイクル事業などを手掛けています。

 

実はコントレイルは最初は会社ノースヒルズの馬主名義でしたが、2戦目を前に前田晋二さんに名義変更しました。

 

生産馬で2013年キズナ、2014年ワンアンドオンリーで日本ダービーを連覇しています。

 

他にも牝馬GIレース13勝のファレノプシスなど活躍馬は多数。

 

ノースヒルズグループでは重賞通算152勝(うちG1は32勝)しています。

 

コントレイル経歴プロフィール

 

 

コントレイルは、2017年4月1日、北海道新冠町のノースヒルズにて、母・ロードクロサイトの3番仔として誕生しています。

 

幼少時代

 

ロードクロサイトの祖母・Folkloreは2005年のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ優勝馬で、同年の米国2歳牝馬チャンピオンにも選出されました。

 

コントレイルが誕生する前年の繁殖シーズンに、ノースヒルズ生産馬で2013年の東京優駿(日本ダービー)を優勝したキズナが種牡馬デビューしていました。

 

ですが、ロードクロサイトはキズナが母の父として持つストームキャットを3代父として持っていたため、キズナではなくその父のディープインパクトが配合されたのです。

 

生産したノースヒルズゼネラルマネージャーの福田洋志さんは、牧場時代のコントレイルについて「ひと言で言えばとても雰囲気のある馬で、カッコ良い馬でした。」とコメントしています。

 

また福田洋志さんは「毛色に関して言えば祖父サンデーサイレンスゆずりの青鹿毛の真っ黒な馬体。バランスも良く、性格も素直で、スタッフの間でも人気の高い馬でした」と述べています。

 

離乳までの約半年間をノースヒルズで過ごし、その後中期育成牧場ノースヒルズ清畠に移動して約1年間を過ごしましたが、福田洋志さんによると「牧場に見えられた方には、展示の機会があれば積極的に見ていただいたほどの、牧場にとって自慢の馬でした。」とのことです。

 

大山ヒルズの齋藤慎マネージャーも「もともと血統的にも期待の大きな馬でしたし、育成段階から光るものを感じていた馬です。」と話しています。

 

ですが、後に管理調教師となる矢作芳人さんによると同期の馬に比べて成長がゆっくりだったといい、コントレイルは球節に難があったことが影響して育成期間に調教を積めない時期が半年近くもあったことから、「他の馬よりも本格的な乗り込みをスタートさせるのは遅かった馬です。」と話しています。

 

2019年コントレイル初デビュー

 

コントレイル馬は栗東トレーニングセンターの矢作芳人厩舎に入厩し、2019年9月15日、阪神競馬場芝1800メートルの新馬戦で福永祐一騎手が鞍上となってデビューしました。

 

コントレイルはこの時9頭での競走で断然の単勝1番人気に支持され、早くも勝利を飾りました。

 


福永祐一騎手は「センスが良く勝ちっぷりも良い、言うことはありませんでした。」とコメントしています。

 

次の出走は重賞の東京スポーツ杯2歳ステークス(11月16日、東京芝1800メートル、GIII)。

 

この時は前の週の競馬で福永祐一が斜行してしまったことから騎乗停止処分を受けたので、ライアン・ムーア騎手が騎乗しています。

 

両親に三冠馬を持ち2戦2勝で臨んできたラインベックらとの対戦でした、ここでも単勝2.5倍の1番人気に支持されていました。

 

コントレイルはレース前に輪乗りで暴れ、これで振り落とされたムーア騎手が左肩を強打するというアクシデントがあったものの、1,000メートル通過58秒8の速い流れから直線で力強く抜け出し、2着のアルジャンナに5馬身差をつけて2歳芝1800メートルのレコードタイムでこの時も優勝しました。

 

レース後、矢作調教師は「想像以上の走りで驚きました。厩舎も福永騎手も1800メートルがギリギリと話していたので、想像を超える走りでした。」と勝利を喜ぶと共に「当初は朝日杯(フューチュリティステークス)を考えていましたが、これでホープフルステークスから王道を歩むことになると思います。」と今後のレース選択について話していました。

 

ライアンムーア騎手は「強かった。いい位置で我慢できて最後も伸びてくれた。こんなトップクラスの馬に乗れてうれしい。」とコメントしていました。

 

その後は予定通りホープフルステークス(12月28日、中山芝2000メートル、GI)に出走し、鞍上には福永祐一騎手が復帰しました。

 

出走メンバーにはアイビーステークスの勝ち馬ワーケア、萩ステークスの勝ち馬ヴェルトライゼンデ、芙蓉ステークスの勝ち馬オーソリティ、札幌2歳ステークス勝ち馬ブラックホールらといった錚々たる馬が名を連ねました。

 

レースは好スタートを切ると4番手を追走、3・4コーナーにかけて手綱を引かれたまま徐々に進出し、直線に入ってレースを先導したパンサラッサをかわし最後は追いすがるヴェルトライゼンデに1馬身半の着差をつけて優勝し、GI競走初制覇を果たしました。

 

レース後、鞍上の福永祐一騎手は「本当に上手に立ち回ってくれた。スタートはどうだろうなと思っていたけど、スタートも速かった。うまく最初のコーナーに入って行けたし、いい形になった。前走の東京は、馬場がタイムが出やすいなかでレコード勝ち。今日の中山は多少時計がかかってますし、求められる要素がまるっきり違う中で両方とも結果を出したのは評価できる。現状は言うことないですね。来年に向けて、非常に楽しみなパートナーとクラシックに向かっていけるのはジョッキーとしてワクワクする。」と話しています。

 

矢作調教師は、前週の有馬記念を制したリスグラシューに続いて2週連続での自身の管理馬のGI勝ちに「できすぎですね。難しい馬ですがスタッフが頑張ってくれて、今日も体重が落ちずにいい状態だなと思いました。レース前にはジョッキーと前に馬を置いて真ん中より少し前でという話はしましたが、基本的には任せていました。道中はとにかく折り合ってくれと思っていましたが、向正面で大丈夫なのかなと思って見ていました。今週はとにかくホッとしましたね」と話しました。

 

2019年のJRA賞最優秀2歳牡馬を決定する投票では、同じく3戦無敗で朝日杯フューチュリティステークスを制したサリオスを抑えて最優秀2歳牡馬に選出されています。

 

阪神3歳ステークスが牝馬限定戦(阪神3歳牝馬ステークス、現在の阪神ジュベナイルフィリーズ)になってから朝日杯フューチュリティステークス(2000年までは朝日杯3歳ステークス)勝ち馬以外の初の受賞となりました。

 

ホープフルステークス後は年明けに鳥取県の大山ヒルズへ放牧に出され、翌年の皐月賞へ直行することになります。

 

2020年コントレイルの成績は?

 

2020年は、予定通り中央競馬クラシック三冠の第1戦・皐月賞(4月19日、中山芝2000メートル、GI)に出走しました。

 

このレースでも2着サリオスに競り勝ち優勝を果たしており、騎乗した福永祐一騎手はクラシック競走完全制覇を達成しています。

 

4戦4勝、しかも危なげなしにしっかり勝っています。

 

そして2020年10月25日京都競馬場で行われた牡馬クラシック最終戦・第81回菊花賞GIレースにおいても、クビ差で2着のアリストテレスの猛追をかわして見事無敗三冠を達成となりました。

 

コントレイルには大きな可能性と実力を感じます。

 

『令和の最強馬』としての軌跡を歩み始めたコントレイルの今後の活躍を楽しみにしています。

 

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