相手がどんな家庭環境で育ったのか知りたい時に、「一人っ子」と聞いただけで、わがままだとか、環境に適応できない変わり者という固定概念で見ている方は意外に多いようです。
ですが、絶対にそうでしょうか??
兄弟がいても、正確に問題のある人はいくらでもいらっしゃいます。
今回は一人っ子で育つことのメリットだけを考えてお伝えします。
(ちなみに、我が家は一人っ子です。)
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一人っ子のメリットは?
まずは、一人っ子でいることのメリットをご紹介しますね。
1.予定が立てやすい
子供の月齢に応じて、計画が立てやすいです。
よくあるのが、受験を一度に済ませたいという理由で、3才差で育てようという考え方。
ですが、必ずしも絶対に(特に大学受験)現役で合格するとは限らないです。
それに受験の時は絶対1人の方が、その子だけに集中して気を遣えます。
2、子供にお金をかける(特に教育面)ことが出来る
これは、経済的に余裕のある家庭は特に、選択肢が広がります。
特に習い事の内容によっては、教材の費用や、送迎の送り迎えだけでもその都度費用が発生します。
某フィギュアスケート選手が答えられたインタビューを呼んだことがありますが、年間に発生する費用が合計1千万を超えるそうです。
世界レベルの選手クラスになると、倍の2千万を要すると言われています。
他にも、海外に留学したい、海外の大学に行って勉強したい、となった時に「はい、分かった。」とそう簡単には言えないですよね。
3、PTA活動が1度で済む
これは、PTA活動だけでなく、小学校入学前の幼稚園や保育所の、保護者会の活動も、その子の分だけで終わらせることが出来ます。
クジ引きで当たらなかった時は、活動せず、私立中学に行くことで、一度もこのような活動をすることなく終わる場合もあります。
ただ、最近は少子化の影響で、学年ごとの子供の人数が減ってきているために、必ず1度は引き受けるような仕組みとなっている学校も増えているそうです。
4、大人になった時に遺産相続で揉めない。
何とも夢のない話ですが、兄弟がいたからといって一生涯仲良しで終わるとは限りません。
5、結婚相手として、メリットの一つとなっている
これは、結婚相手に求める理由の一つに、結婚後、相手側の兄弟との付き合いをしなくていいから、という理由で、一人っ子の人と結婚したいと言う人が増えているんだとか。
確かに、結婚相手が良くても、その兄弟が・・・、というのは良くある話です。
我が家が一人っ子にした理由
我が家は一人っ子です。
別記事に書きましたが、現在中学3年生で、来春には予定では、高校生となります。
私の家の一人っ子にした理由です。
①貧乏だから(経済面での問題による)
②主人の教育に対する異常なまでの執着
③PTAや保護者活動が任意活動なのに、否定した人(入会拒否した人)を、人間じゃないかのような目で見てくる。
④ママ友で、どうやっても合わない人でも、子供のために我慢しないといけない。
⑤主人が働かない人だから。
金銭面で、カツカツの生活をするのがとにかくいやでした。
ですが、それ以上に主人が家族のために一生懸命に働きたいタイプの人間でないことが、子供が誕生してからよ~く分かったので、私はすぐに「一人っ子」にすることに決めました。
一人っ子にした人の意見は?
ここで、一人っ子にした人はどんな理由からなのか、見てみたいと思います。
・金銭的にはひとりっ子が楽だよね。
でも、子供の相手するの面倒だから、ひとりっ子は無理だ。兄弟いると子供同士で遊んでくれるから楽。
・私も一人っ子。
兄弟のよさがわからないし寂しいとかもなかったな。
早くに自立したから親に異存もしていないし。
先々は不安だけどそれは誰でも通る道だよね。兄弟いても不仲だったら結局は1人だし。
・うちもひとりっ子だけど、マイペース過ぎるからけっこう子育て苦労してる。兄弟いたら、自然と学ぶこともあるもんね。ガマンすることとか。
・お金あって子供に残せたら別に苦労はない。今の時代カツカツで兄弟とか何残してあげれるの。つくづく1人で良かったって心底思う。
・主と同じ気持ちだよー
1歳と3歳で今一番大変で…
一人っ子の方が幸せだったんじゃないかとふと思っちゃう。
でも2人で遊んでる姿見ると微笑ましいし、長い先の人生で兄弟いて良かったと思える関係になるといいな
引用元:ママスタジアム
どうでしょう?
様々な理由が出てきましたね~。
私は、これからは一人っ子にするご家庭が増えると思うので、何も考えずに「2人目どうするの??」なんて言わない方が良いと思いますよ。
さいごに・・・
今回は一人っ子で育てることのメリットを、私の体験談も合わせてご紹介しました。
私が一人っ子で良かったと思ったことだけを書いていますし、もちろん人それぞれの考えがあります。
一人っ子のメリットだけを書いたからといって、一人っ子だけが絶対に良いとは言っておりません。
どういう考えであれ、最終的には私は育児は究極の自己責任の一つだと思っているので、子供について考えておられる方には、一つの考えだと思って参考になれば幸いです。