甲斐犬を劣悪な環境で飼育して、東京都から受けた改善命令に従わなかったとして、
2023年3月29日、東京都八王子市の元ブリーダー、尾川隆容疑者(46)が動物愛護法違反容疑で逮捕されました。
甲斐犬は、国の天然記念物となっている貴重な犬です。
今回は尾川容疑者の経歴や自宅・顔画像、事件内容などを詳しく調査しました。
尾川隆容疑者のマスクなし顔画像について
逮捕された尾川容疑者の顔画像が公開されているか調査しました。
大手ニュースサイトですでに尾川容疑者の顔画像が公開されていました。
尾川容疑者の顔画像はこちらになります。

コロナの影響でここ数年は、容疑者が逮捕の時はマスク着用をしていましたが、尾川隆容疑者はマスクをつけていません。

そのためか表情がよく分かります。
46歳という年齢相応かそれ以上の見た目にも見えます。
ただ逮捕前の顔画像では、常にジャンパーのフードを被っていたこともあり、
髪型など分かりにくいです。
今後も尾川隆容疑者のより詳細な顔画像が判明次第、随時更新していきます。
【追記】
尾川隆容疑者のフードなしの顔画像が判明しました。

尾川隆容疑者の経歴は?おがわんFacebookを調査
尾川隆容疑者のプロフィールを分かる範囲で簡単にまとめました。
名前 | 尾川隆(おがわたかし) |
年齢 | 46歳 |
住所 | 東京都八王子市片倉町 |
職業 | 元ブリーダー |
逮捕容疑 | 動物愛護法違反 |
尾川隆容疑者のSNS情報であるFacebookとインスタについても調査しました。
最初に尾川隆容疑者のフルネームでFacebookのアカウントを検索しました。
複数の同姓同名アカウントを発見しましたが、その中から尾川隆容疑者と分かるアカウントを見つけることは出来ませんでした。
ただ、ニュースの報道で尾川隆容疑者の経営していた会社名が「おがわん株式会社」だと判明。
再度FBを検索したところヒットしました。

Googleマップでそこから「八王子市片倉町」の位置的にはわかったのですが、まだ特定はできていません。
間違いがあるといけないので片倉町全体の地図を載せておきます。
また、念のためにツイッターやインスタのアカウントについても確認してみました。
こちらのSNSについても尾川隆容疑者本人と分かるアカウントは発見できませんでした。
インスタは匿名性の高い媒体なので尾川隆容疑者が本名でアカウントを作っている可能性は低いです。
尾川隆容疑者の犯行動機について
尾川隆容疑者の犯行動機についても調査してみました。
警察の調べに対して、尾川隆容疑者は容疑を認め、このように供述しています。


尾川隆容疑者は取り調べに対し「許容範囲を超えた。半年から1年に1回交配させていた」と容疑を認めている。
「成犬になると売れなくなるので、半年に1回ほど交配させ繁殖していたが、販売実績が下がり、頭数が膨らんだ」「虐待と言われても仕方ない」と供述しているということです。
繁殖の数を増やしても育てられず殺処分されてしまった犬たち。
「立てないほど狭いケージに無理やり押し込められた動物」たちは少なくないので許せない行為です。
利益のためだけに繁殖させるような行為は止めてもらいたいですね。
尾川隆容疑者も同じように、ケージに押し込めてやりたいくらいです!!!
事件の罰則について・動物愛護法違反とは
今回発生した事件罰則内容もお伝えします。
動物愛護法違反の罰則は下記のとおりです。
愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金が科せられます。
また、愛護動物を虐待又は遺棄した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。
事件の概要
東京・八王子市の元ブリーダー尾川隆容疑者(46)は1月、販売用に繁殖させた甲斐犬などを不衛生な環境で放置し虐待した疑いなどがもたれている。
警視庁によると、尾川容疑者は子犬の需要が大きいことから繁殖を繰り返したが、販売がうまくいかず、多い時で170匹以上が放置状態になっていた。
「鼻をつんとつくような臭いといいますか、そんな感じで給水機が緑色になっていて、コケが生えていたりとか」(犬の保護を手伝った男性)
尾川容疑者は、犬の逃走などで東京都から48回の指導を受けるなどしていたが改善されなかったため、逮捕に至った。
尾川隆容疑者はこれまでに多い時で約170頭を飼育しており、300頭を販売。
計3,200万円を売り上げたということです。
尾川隆容疑者は、生き物に対して何の愛情も持っていなかったと思われても仕方がない行動をとり続けてきたというわけです。