2021年(令和3年)に放送される、NHK大河ドラマ「青天を衝け」。
時代背景は、幕末から明治まで。
「日本資本主義の父」とも称される渋沢栄一を主人公にした物語になります。
主人公・渋沢栄一を演じるのは、若手俳優の吉沢亮さんに決まりました。
今回は「青天を衝け」のロケ地や撮影場所を調べてみました。
気になるところから読んでみる
青天を衝けはどんな話?
吉沢亮、渋沢栄一演じる大河ドラマ「青天を衝け」発表に「タイミングばっちり」https://t.co/PyK1w9Lzq6
#青天を衝け #吉沢亮 #大森美香 pic.twitter.com/AfuQ63RUpj
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2019年9月9日
渋沢栄一さんは、日本の実業家であり、慈善家としても知られた人物です。
あまりよく分からない人でも、2019年に発表され、2024年をめどに発行される、新一万円札の顔に選ばれた人として、覚えている方もいるのではないでしょうか?
実業家ということで、「銀行の神様」をイメージされる方も多いと思います。
ですが実は、波乱万丈の苦労人だった、渋沢栄一さん。
91歳まで生きた人として、当時としては長生きされている渋沢さんの一生が描かれます。
吉沢亮さんは何歳まで演じるんでしょうね~??
「青天を衝け」ロケ地の場所は?
「青天を衝け」のロケ地ですが、渋沢栄一さんの生まれた場所は、武蔵国榛沢郡血洗島村となっています。
現在の、埼玉県深谷市に当たる場所です。
実際の生家は現存していません。
家督を継いだ栄一の妹夫婦が1895年(明治28年)に上棟した住居が現存しています。
・渋沢栄一生地(中の家)
・埼玉県深谷市血洗島247−1
・電話:048-587-1100(渋沢栄一記念館HP)
・開館時間:9:00〜17:00(入場は16:30まで)
・休館日:12月29日〜1月3日
・見学料金:無料
・駐車場:あり(無料)
ワープステーション江戸
ワープステーション江戸にて pic.twitter.com/OrlPbwFOGx
— けんちゃん (@KtCopen346) 2020年1月11日
江戸時代から明治時代のストーリーということから、茨城県つくばみらい市の「ワープステーション江戸」の可能性があるのではないでしょうか?
こちらは、2019年の大河ドラマ「いだてん」の撮影も行われていました。
江戸の街並みのエリアや明治、近世の東京エリアといった、オープンセットがあります。
こちらの施設は、一般の方も見学ができます。
ドラマや映画の撮影がある日は、立ち入り禁止になるエリアもあるそうです。
北海道・小樽
2024年に変わる新一万円札、2021年の大河ドラマ 『青天を衝け』の主役である、#渋沢栄一 ゆかりの建物が小樽にあります。倉庫や銀行など、今も建物が残っていますよ。
撮影の際は周囲に気をつけてくださいね。#小樽 pic.twitter.com/TTO4geoAqB— 小樽アオバト情報局 (@otaru_aobato) 2020年1月18日
渋沢栄一さんが創業した会社である澁澤倉庫も登場するのではないでしょうか。
・旧澁澤倉庫
・北海道小樽市色内3丁目3−21
渋沢栄一という人物・生い立ち
『一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である』渋沢栄一(実業家・慈善家;「日本資本主義の父」) pic.twitter.com/YmiuT2xZyV
— 失敗者bot (@shippaisya) 2020年1月15日
幕末から明治へ、時代の大渦に翻弄されて、幾度となく挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持って未来を開いた、渋沢栄一さん。
渋沢栄一さんは、幕末の1840(天保11)年に生まれています。
貧しい農民の出身と言われていますが、実際は豪農で、米と麦、野菜、藍玉の製造や販売や養蚕もしていて、幼いころから家族と共に家業を手伝っていました。
7歳の時には従兄の尾高惇忠のもとで、四書五経や『日本外史』を学んだり、剣術も学んでいて文武両道の人物でした。
19歳の時(1858年)に、尾高惇忠の妹の、尾高千代と結婚して、名を栄一郎と改めます。
幕末の世の中で、倒幕の志士を目指していましたが、正反対の幕臣(武士)となり、将軍に仕えます。
幕臣として渡ったパリで、株式会社(後に合本組織と命名)やバンクの仕組みを学んだ、渋沢栄一さん。
日本に帰国後は、合本組織「商法会所」を立ち上げて、日本初の銀行「第一国立銀行」の設立に携わりました。
しかし、倒幕となって失業武士になりながらも、幕末から新時代の荒波を生き抜いています。
明治新政府では仕官になった、渋沢栄一さん。
政治の世界で大暴れしたのち、33才に民間の実業家に転身しました。
それからは、実業家として、銀行、保険、製紙、紡績、鉄道、海運、ガス、電気などあらゆる業界で改革をおこない、大成功をおさめます。
生涯で約500の企業の育成に関わり、女子教育の普及など約600もの社会公共事業に貢献しています。
「日本資本主義の父」として、ノーベル平和賞の候補にも2度選ばれたこともありました。
大河ドラマでは「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢栄一の生きざまが描かれるようです。
最後に・・・
「青天を衝け」のNHK大河ドラマは、2021年に放送となります。
ロケ地や撮影場所に関しては、今後も判明次第随時更新していきます!
吉沢亮さん以外の、キャストも誰になるのか気になりますね~。