朝ドラ「エール東京編」では井上希美さん演じる歌手で下駄屋の娘の藤丸が登場します。
藤丸には、実在モデルが存在します。
この記事ではエールに登場する、歌手の藤丸のモデル音丸について、藤丸を演じる井上希美さんの経歴についても調査してみました。
エール藤丸(井上希美)のモデルは音丸とは
「エール」歌手デビューした藤丸を演じているのは?井上希美に注目!(シネマトゥデイ) https://t.co/KZgjjohsyc pic.twitter.com/9FTy7DAqUk
— シネマ情報 (@1infocinema) June 2, 2020
エールに登場する藤丸の実在モデルは、大正から昭和にかけて活躍した歌手の音丸さんです。
音丸は、東京で下駄屋を営む家に生まれ、幼少期より舞踊、民謡、小唄を習っていました。
『船頭可愛や』を歌う藤丸さんのモデルは、音丸さん。
音丸さんは履物屋の一人娘だったという。#エール #朝ドラエール pic.twitter.com/jqtmLawU0y— Saitoh Masaya (@MS3110) June 1, 2020
民謡発展の基礎を築いた菊池淡水さんという方が、音丸の歌声を絶賛したことがきっかけで、「草津湯もみ唄」で歌手デビューとなりました。
ドラマでは、藤丸は、古山裕一が作曲した歌で、歌手デビューをし、プリンス佐藤久志(山崎育三郎さん)に恋こがれる女性として描かれます。
当時、芸者のような名前が流行していたこともあり「音は丸いレコードから」を文字って“音丸”という芸名が与えられ、アイドルのような人気となっていたんだとか。
コロムビアでは音丸が結婚していることは伏せていましたが、どこからか情報が洩れ、ファンから「下駄屋の姉御!」と声をかけられることもあったそうです。
音丸さんは、この時28歳でアイドルだったそうです。
そして、主婦をしながら歌手デビューという存在でもありました。
私生活では歌手として多忙を極め夫とは離婚、その後弁士の井口静波と再婚し、戦中、戦後の慰問・興業に全国を飛び回っていました。
その頃の前座を務めていたのは何と、10歳の美空ひばりさんでした。
無名だったとはいえ、昭和の大スター美空ひばりさんが前座をつとめていたなんて、音丸さんの偉大さが分かるエピソードですね。
『エール』では音をはじめ双浦環など、自立した女性が多く登場しますが音丸をモデルにした藤丸も、かなり革新的な女性になりそうです。
藤丸は小山裕一が作曲した歌で歌手デビューし、小山裕一が成功者となるキーマンとなりますが、一方で山崎育三郎さん演じる佐藤久志との恋も描かれます。
佐藤久志は年代を問わず周囲の女性から人気があったので、人気歌手・藤丸であっても当初はなかなか本当の恋人同士になるまで時間がかかっていました。
音丸さんが歌う「船頭可愛いや」については「【エール】船頭可愛いやの曲は誰の歌?古関裕而が作曲で実話と違うのか調査!」でもお伝えしていますので、ぜひ見ていって下さい!
エール藤丸と久志の恋はどうなる?
船頭可愛やのヒット曲のあと、藤丸さんと久志がどうなるのかは戦争時代に入ったことで古山裕一を中心とした戦時下の様子が描かれていたために、一旦中断していました。
10月19日放送より戦後の生活が描かれ始めたことでようやく古山裕一以外の登場人物のその後も描かれるようになってきました。
終戦から三年となり、小山祐一が再び「長崎の鐘」など大ヒット曲を世に出す頃、藤丸は古山裕一の元を訪ねます。
藤丸は裕一とその場に一緒にいた鉄男を古い小さな家に連れていきます。
すると荒れた部屋の中に、薄汚れが服を着た男が酒を手に座っていたのです。
……久志?#朝ドラエール#山崎育三郎 pic.twitter.com/iOAOLmFZz4
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それはあの佐藤久志でした!あまりにも以前とは違う変わり果てた姿に古山裕一と鉄男は驚愕し声をかけることが出来ないほどでした。
佐藤久志は戦後の農地改革で福島の実家の土地や財産を失ってしまい、大好きだった父親が亡くなってから酒と博打に明け暮れるようになっていました。
そんな荒れた久志に藤丸は闇市で再会したことがキッカケとなって、藤丸は何かと久志の面倒を見ていたのでした。
藤丸にとっては佐藤久志は忘れることができない大切な人だったという訳だったんですね。
久志が再び元のような素敵なプリンスに戻ることは出来るんでしょうか。
エール藤丸役の井上希美wikiプロフィール
実家のわん様が19歳を迎えました。ひたすら寝て、時々起きて、ご飯を食べて、💩して。おじいちゃんというよりは、もはやベイビーのよう。愛おしい愛おしいわん様です。私も小さい頃はわん様を抱っこしながらよく泣いたもので。誰にもいえない胸のつっかかりを、わん様はいつも取ってくれたんだよなぁ。 pic.twitter.com/Izgi6geEwb
— 井上希美 (@Nozomi_Inoue) 2020年2月17日
井上希美さんは劇団四季の出身。
幼い頃からミュージカルやオペラなどの観劇を重ね舞台俳優を目指してきました。
東京映画・俳優&放送芸術専門学校で、ダンス・演技・声楽のレッスンを重ねてから、卒業後は劇団四季に入団しています。
その後、数々の舞台経験を積みながら、劇団四季「美女と野獣」のヒロイン・ベル役に、2年連続で抜擢されました。
劇団四季といえば、オーディションで主役に選ばれること自体がスゴイんだとか。
役をもらえても1回でも「イメージが違う!」と思われれば、すぐに降板させられます。
そんな世界で、主役を演じて活躍していた井上希美さんは、桁外れの実力の持ち主であることは間違いありません。
ここ最近では、テレビ朝日「やすらぎの刻〜道」で 根来信子役で出演。
そして、朝ドラ『エール』のオーディションで、今回の藤丸役を演じています。
劇団四季でのキャリアを思う存分発揮できる藤丸役は、まさに井上さんのためにあるような人物になりそうですね!
まとめ
今回は、エールに登場する、歌手の藤丸を演じる井上希美さんの経歴や、実在のモデルについても調査してみました。
今回の朝ドラは、歌の上手い人たちがたくさん登場されてて、歌声を聴くだけでも良いですね。
音のライバル・夏目千鶴子さんを演じた小南さんについて「小南満佑子のwikiプロフィール!兄がイケメンで高校や大学はどこ?歌唱力についても調査!」でもご紹介しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。