ブルームーンは「青い月」ということで神秘的ですよね。
実はブルームーンは数年に一度しか見れない希少な満月の1つです。
次にブルームーンが見れるのは、2023年です。
今回は、2023年に見れるブルームーンについて、時間や方角・ブルームンの名前の由来などをまとめてみました。
2023年のブルームーンが見れるのはいつ?時間や方角について
2023年のブルームーン(青い月)がみれるのは、
・2023年8月31日(木)
になります。
2023年8月31日当日、天気が良くて雲さえなければ、チャンスがありますね。
ブルームーン🌝メチャメチャ綺麗に輝いてます🌕🌉✨
今の時間だと東の方角かな👀
真ん丸に撮れなかった🤣#森田美勇人誕生祭 pic.twitter.com/rjSfQ9RPrj— omi2012☆ (@2012KUROKOU) October 31, 2020
ブルームーンが見れる時間と方角について
次に見られる時間と方角ですが、月の出から月の入りまでの間、雲さえなければ見れます。
月の出は東の方向、南中は南の方角、月の入りは西の方角に見えます。
各地の月の出~月の入りは次の表のようになりますので、その間の時間帯に見ることができます。
月の出 | 南中 | 月の入り | |
方角 | 東 | 南 | 西 |
東京 | 16:50 | 23:29 | 5:18 |
札幌 | 16:35 | 23:22 | 5:18 |
横浜 | 16:51 | 23:29 | 5:19 |
仙台 | 16:43 | 23:24 | 5:16 |
名古屋 | 17:02 | 23:40 | 5:30 |
大阪 | 17:09 | 23:46 | 5:35 |
福岡 | 17:31 | 0:07 | 5:55 |
沖縄 | 17:49 | 0:18 | 6:01 |
2023年を逃すと次回のブルームーンは3年後の、2026年まで見ることが出来ません。
なので、ぜひ夜に月を愛でる予定を入れておくのも良いですね。
ブルームーンの意味について
ブルームーンっていうだけあって、青い月が見れるのかな?と考えてしまいそうですが、そうではありませんでした。
・1季節(二分二至で区切られた3ヶ月)に満月が4回起こる時の3回目
・ひと月(暦月)に満月が2回起こる事、2回目とは限定されない
(引用元:Wikipediaより)
2023年のブルームーンより前に見えた、2020年10月のブルームンは、この説からすると
”一月の間に迎える2度目の満月” という事になります。
なので、青い月=ブルームーン 、という訳ではありません。
ブルームーンの名前の由来について
ブルームーンとは、どうしてこのように呼ばれるようになったのでしょうか?
その1:ブルームーンの名前の起源
1980年1月以降一般的に”ひと月の2回目の満月”を
指して呼ぶようになりました。
英語でブルームーンとは、”極めて稀に”という意味の
熟語で使われるそうですが、少し違うようですね。
”ブルームーン”という言葉が使われるようになったのは
400年以上はるか昔、16世紀頃まで遡ります。
その頃は、”非常にばかげた事” →”月はあおチーズでできている”
とように使われたそうです。
この”ばかげている”の意味から
”月が青くなるなんてありえない” →”決してない”
という新しい意味が誕生したそうです。
この辺から、ブルームーン=稀 というように
使われるようになったのではないでしょうか?
(引用元:星空入門より)
その2:ブルームーンの名前の起源
実際に月が青く見える時があった時期があり、その要因は、大気中の塵の影響によるものでした。
1983年のインドネシアのクラカタウ火山の爆発が、その後約2年間、日没を緑に月を青に変えたのだとか。
この事象から、”かなり稀でいつ起こるかわからないが、「月が青く見える」ということから”once in a blue moon”(めったにない)という熟語が誕生しています。
(引用元:星空入門より)
という事から稀な月や稀少という観点から、ブルームーンという言葉が使われるように
なっています。
その3:ブルームーンの名前の起源
ブルームーンという言葉は、400年以上前から使われだしています。
【”ブルームーン”=ひと月の2回目の満月】
と意味し始めたのは、民話学者のフィリップ・ヒスコック氏が
名前の由来を調査した事からになります。
その調査結果によると、3諸説の由来があるそうです。
- アメリカへ移住してきた人が”ブルームーン”の言葉を使っていた
- カレンダー業者が満月を赤で印刷していたが、2回目の満月を青で印刷していた
- フランス語から英語への翻訳で変化した
”la Double lune” → ”double lune” → ”de blue loon” → “the blue Moon”(引用元:星空入門より抜粋)
まとめ
今回は、ブルームーンが見れる時間と日時や名前の由来を紹介しました。
今まで「ブルームーン=青い月」と思っていましたが、まったく違う意味であることが分かりました。
数年に1度しか見れないブルームーンなだけに見れた場合は、非常にラッキーですね。
夜に見ることになるので、深夜になってしまいますが、是非、2023年8月31日は天気が良ければ、機会を逃さないで空を見上げてください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。