「ふたご(双子)座流星群」は、日本三大流星群の１つですね！
この流星群は毎年、12月中旬に見ることが出来るんです。
年に一度しかないふたご(双子)座流星群をベストなピークの時間に見たい方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「【ふたご(双子)座流星群2023】群馬県で見える場所や方角は?時間はいつなのかも調査！」と題してお伝えします。
【ふたご座流星群2023】群馬県で見える時間（ピーク）はいつ？
ふたご座流星群を見ながら願い事を込めてRTするといいコトあるんだって♪ pic.twitter.com/28zxY8KAE5
— １０秒でサクッと感動 (@kokoro_sakutto) August 18, 2020
それでは群馬県で「2023年度のふたご座流星群が見れる時間」はいつなのでしょうか？
2023年のふたご座流星群がピークを迎えるのは、国立天文台の発表により「2023年12月14日の深夜から15日の明け方に極大（ピーク）」になることが分かりました。
ふたご座流星群の活動が最大になる「極大時刻は15日未明4時ごろ」とされていますので、その前後の時間帯が一番星が流れるピーク時間になります。
また放射点（流星の流れる元の地点）が高く（天頂に近づく）なる真夜中が一番観測しやすい時間帯でもあります。
深夜２時ごろには放射点がほぼ真上（天頂）に位置してくるので、真上から降ってくるような流れ星が見られるかもしれません。
また12月の新月は13日。
今回の双子座流星群が活動を活発にする時期は、なんと新月を迎えて間もない時期になるんです。
これは月あかりの影響もなく、とても探しやすい好条件の当たり年です！
2023年のふたご座流星群では、１時間当たりおよそ45個の流れ星が予想されています。
願い事を考えて夜空を眺めてみるのも楽しみですね。
なので、よほど一時的な雨が降らない限りは、ふたご座流星群を見ることが出来るのではないでしょうか。
いずれの夜も流星は、20時頃から現れ始め、本格的な出現は22時頃からで、夜半を過ぎた頃に数が最も多くなり、薄明が始まるまで流星の出現が続くでしょう。
【ふたご座流星群2023】群馬県で見える方角について
ふたご座流星群を群馬県で見れる方角については、流れ星なのでどこからでも見えます^^
流星群は決まった方角だけに現れるわけではなく、夜空全体に見ることができる現象です。
気を付けたいことは、月のある近くは明るくて見ずらいので避けてください。
- もしも月が東の方向にあるのならば西を探す
- 西に月があれば東の空を探す
という具合に月の反対側の空を探してください。
特に月齢（月の明るさ）が15（満月）に近いころは、夜空全体が明るくて流星を見つけにくくなっています。
群馬県の国土は都市部から、山間部まで範囲が広いです。
都会の場所では星空の観測を行っても見れないと思われがちなのですが、空が晴れていれば、群馬県内からでも流れ星が観測されたと報告が上がっています。
【ふたご座流星群2023】群馬県で見えるおすすめスポットを紹介
ここからは群馬県でふたご座流星群を観測するのに最適な観測スポットを紹介します。
①：赤城山・大沼おのこ駐車場
赤城山は、関東圏で星空を眺めるには超有名なスポットとなっています。
標高1200～1800の高台は、街の明かりも届きにくいので、美しい星空が体験できるんですよ。
大沼おのこ駐車場でしたら、近くにトイレもあるので、長時間の滞在にもいいですよ。
スーパーカブにて、赤城山の登坂を終え、おのこ駐車場にてしばし休憩をする。赤城大沼にはまだ氷を見ることができる。
標高も1,400m程度あるので地上よりもだいぶ寒い。 pic.twitter.com/TS5VICvxZu— 鹿行ジン (@Truck_Scale_25t) April 1, 2018
赤城山・大沼おのこ駐車場
- 住所：群馬県前橋市
②：赤谷湖（あかやこ）：みなかみ町
みなかみ町にある赤谷湖は、相畑ダムをつくる時にできたダム湖です。
湖の南側にある展望台からは、街灯りに邪魔されることなく360度夜空を見渡せる、眺めの良さで、流星群を探すにはピッタリです。
赤谷湖記念公園には無料駐車場があり、展望台までは約330メートルととても近くに駐車できます。
夜でも駐車場のトイレが利用できますので長時間でも安心です。
赤谷湖記念公園とは赤谷湖をはさんだ反対側にある猿ヶ京温泉に宿泊して、夜ゆっくり流星群を探しに出かけるプランも魅力的です。
赤谷湖・展望台
- 住所：群馬県利根郡みなかみ町
- アクセス：関越自動車道 月夜野ICより車で15分、上毛高原駅よりバスで25分
- 駐車場：無料駐車場50台
- ホームページ：https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/life/maps/list/435
③：めがね橋：安中市
安中市の碓氷第三橋梁通称「めがね橋」は、国の重要文化財に指定されている観光スポットです。
かつて難所のひとつに数えられた碓氷峠に近く標高も高いこの場所は人口の明かりが少なく、ふたご座流星群を見るのに最適です。
明治25年に作られたレンガ造りの4連のアーチ橋を目当てに、訪れる方もいる場所です。
アーチ形のめがね橋の上に降り注ぐふたご座流星群をたっぷり楽しめること、間違いありません。
駐車場にはトイレも整備されていますので、安心して出かけられますよ。
めがね橋
- 住所：群馬県安中市松井田町坂本 地内
- アクセス：上信越自動車道 松井田妙義ICより車で15分、JR信越本線横川駅よりタクシーで10分
- 駐車場：無料駐車場22台
- ホームページ：https://gunma-kanko.jp/spots/145
④：休暇村嬬恋鹿沢（つまごいかざわ） ：嬬恋村
嬬恋村（つまごいむら）の休暇村嬬恋鹿沢 は、標高約1400メートルの上信越高原国立公園にある温泉のある複合リゾート施設です。
広い敷地内には温泉はもちろんホテル・キャンプ場もあり、ゆっくりとふたご座流星群を楽しむことができます！
休暇村嬬恋鹿沢は、周辺の灯りが少なく広く開けた場所も多くありますので天体観測にはもってこいの施設です。
休暇村嬬恋鹿沢
- 住所：群馬県吾妻郡嬬恋村１３１２
- アクセス：上信越道 上田菅原ICより車で45分、長野新幹線上田駅からバスで60分（送迎あり）
- 駐車場：無料駐車場あり
- ホームページ：https://www.go-rakan.com/rakan
又、こちらの地元「嬬恋村観光協会」では、ふたご座流星群の星空観賞会を企画されています。
＼星空鑑賞イベントのお知らせ💫／
鹿沢メンバーからのお知らせです！
双子座流星群の星空鑑賞会を行います✨
休暇村嬬恋鹿沢さん集合で、帰りに日帰り入浴券がもらえます✨
ぜひお越しくださいませ！#双子座流星群 #星空鑑賞会 #星空鑑賞 #嬬恋村 #嬬恋 #群馬県 pic.twitter.com/fFOYlbaxfb— (一社)嬬恋村観光協会 (@Tsumagoi2851) November 24, 2023
- 開催日時：12月14日（木）20時～
- 集合場所：休暇村嬬恋鹿沢ホテルロビー
- 参加費：1,500円（ホッカイロ・ホットドリンク・クッキー・入浴券付き）
- お問合わせ：嬬恋村観光協会0279-97-3721
予約なしで参加できる「お散歩コース」と、星空写真の撮り方を教えてもらえる「写真撮影コース」（事前申し込みが必要）あります。
何もわからないまま夜空を眺めているよりも、こういったイベントで夜空を見上げるとふたご座流星群もさらに見つけやすくなること間違いないですよね。
ご家族やお友だちとの参加はもちろんのこと、平日ですのでなかなか予定が合わせにくいこともあるでしょう。
思い切ってあなたおひとりでも参加してみると、想像以上に充実した時間が過ごせることになるのではと思います。
ふたご(双子)座流星群とはどんな星？
昨夜は火球が流れたそうですね
私が今までで撮れた一番すごい火球は
2017年ふたご座流星群の火球です#空がある風景 #カコソラ pic.twitter.com/SKeH3zBMDK— マーガレット (@marguerite41) August 22, 2020
毎年12月に観測される「ふたご(双子)座」は、１月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と並び、三大流星群と呼ばれています。
三大流星群の大きな特徴としては、流れ星が安定してたくさん見られるということです。
特に近年では、流星群の観測数と安定度は、ペルセウス座に次いでふたご座流星群観測出来ると言われています。
一般的には、おおよそ一晩に見れる流星の数は、１時間あたり平均で20個くらいと言われています。
条件が良い時は50個以上の流れ星が観測されたことがあるんです。
となると、おおよそ１分に１個（流星）は観測できる計算になります。
他にも、流星の流れる速度が速いことから、途中で急激に増光することがり、明るい流星や火球が多く、流星痕が残るほどのインパクトがあることも。
「天体ショー」とも言っていい、美しい星空をいつまでも眺めることが出来るってある意味幸せですね！
ちなみに、流星については↓の記載があります。
- 彗星（すいせい）が出した宇宙空間にあるチリが地球の大気に飛び込んできたときに、激しくぶつかり高温で気化（気体になる）する
- その気化したチリやぶつかった大気の成分が光となって流れて見える
続いて、ふたご座流星群の名称についてです。
これについては、流星群が「ふたご座γ星付近を放射点」としているから、となります。
放射点って何？ですが、流星群には「放射点」と呼ばれるポイントがあり、その放射点から星が飛び出すように流れるとのこと。
イメージとしては、星が飛び出していく中心のようなところです。
ふたご座γ星付近を放射点にしていることもあり、ふたご座流星群と呼ばれます。
ちなみにギリシャ神話には、ふたご座にまつわる二人の英雄の物語があります。
大神ゼウスとスパルタ王妃レダの間に４人の子供が生まれました。
そのうち2人は男の子で、カストルとポルックスと名付けられました。
カストルは普通の人間でしたが、ポルックスはゼウスの血を引き不死身の体を持っていました。
2人はとても仲が良く、勇者へと成長し共に戦いました。
ある戦いの最中、カストルは敵の矢に当たり死んでしまいます。
ポルックスも傷を負いましたが、不死身なので死ぬことはなく、カストルだけが死んでしまったことをとても悲しみました。
大神ゼウスはこの2人がいつも一緒にいられるように、ふたご座として天の星座にしました。
そんなギリシャ神話についても知識を深めながら流星群を見るというのも、いいですよね！
群馬県で双子座流星群を見る・まとめ
今回は2023年12月に見れる、ふたご座流星群を、群馬県で見る方法についてお伝えしました。
ふたご座流星群は、1時間に約30～60個と多く流れることもあるそうなので、家族や友人・カップル同士と楽しめるのではないでしょうか。
12月に入ってからだと、かなり寒くなるので、防寒対策だけは欠かさないでくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
