「ふたご(双子)座流星群」は、日本三大流星群の1つですね!
この流星群は毎年、12月中旬に見ることが出来るんです。
年に一度しかないふたご(双子)座流星群をベストなピークの時間に見たい方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「【ふたご(双子)座流星群2021】高知県で見える場所や方角は?時間はいつなのかも調査!」と題してお伝えします。
【ふたご座流星群2021】高知県で見える時間はいつで方角やピークは?
ふたご座流星群を見ながら願い事を込めてRTするといいコトあるんだって♪ pic.twitter.com/28zxY8KAE5
— 10秒でサクッと感動 (@kokoro_sakutto) August 18, 2020
それでは、高知県で、「2020年度のふたご座流星群が見れる時間」はいつなのでしょうか?
2021年のふたご座流星群がピークを迎えるのは、国立天文台の発表により「12月13日の夜20時頃から、12月14日の明け方に極大(ピーク)」になることが分かりました。
今年は、極大が日本で観察しやすい時間帯に比較的近い上、12月4日が新月のために、月明かりの影響もなく、かなり良い条件で観察出来ます。
なので、よほど一時的な雨が降らない限りは、ふたご座流星群を見ることが出来るのではないでしょうか。
ふたご座流星が最も多く現れそうなのは、12月13日の夜から14日の明け方にかけてです。
【防寒必須】今夜はふたご座流星群の観測チャンス、気になる天気は?https://t.co/LCZ4XNxuJA
13日夜は日本付近は冬型の気圧配置になり、東日本や西日本の太平洋側の地域では晴れるところが多い予想。一方で、北日本や日本海側の各地では寒気の影響を受けて雲の広がるところが多い予想となっている。 pic.twitter.com/GLs83Ssv1a
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 12, 2021
日付が12月14日に変わる頃、空の暗い場所で観察すれば、最大で1時間あたり55個前後の流星が見られます。
また、12月14日の夜、12月15日の夜も、最大で1時間あたり20~50個を超える流星が出現するとの予想が出ています。
いずれの夜も流星は、20時頃から現れ始め、本格的な出現は22時頃からで、夜半を過ぎた頃に数が最も多くなり、薄明が始まるまで流星の出現が続くでしょう。
今夜、ふたご座流星群が見頃のピークです。
肉眼で見えます。ふたご座がわからなくても大丈夫です。街明かりの少ない開けた場所で。眺める方角はどちらでもかまいません。
20時頃から少しずつ流れ始め、夜半から未明にかけ数が増えます。
(写真は以前のふたご座流星群の流れ星で、右上の光は月です) pic.twitter.com/Ck8LcLGQUz— KAGAYA (@KAGAYA_11949) December 13, 2021
またふたご座流星群を見れる方角については、流れ星なのでどこからでも見えるんです^^
高知県は国土が都市部から、山間部まで範囲が広いです。
ちなみに都会の場所では、星空の観測を行っても見れないと思われがちなのですが、空が晴れていれば、高知県内からでも流れ星が観測されたと報告が上がっていますね。
ふたご(双子)座流星群とはどんな星?
昨夜は火球が流れたそうですね
私が今までで撮れた一番すごい火球は
2017年ふたご座流星群の火球です#空がある風景 #カコソラ pic.twitter.com/SKeH3zBMDK— マーガレット (@marguerite41) August 22, 2020
毎年12月に観測される「ふたご(双子)座」は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と並び、三大流星群と呼ばれています。
三大流星群の大きな特徴としては、流れ星が安定してたくさん見られるということです。
特に近年では、流星群の観測数と安定度は、ペルセウス座に次いでふたご座流星群観測出来ると言われています。
一般的には、おおよそ一晩に見れる流星の数は、1時間あたり平均で20個くらいと言われています。
条件が良い時は50個以上の流れ星が観測されたことがあるんです。
となると、おおよそ1分に1個(流星)は観測できる計算になります。
他にも、流星の流れる速度が速いことから、途中で急激に増光することがり、明るい流星や火球が多く、流星痕が残るほどのインパクトがあることも。
「天体ショー」とも言っていい、美しい星空をいつまでも眺めることが出来るってある意味幸せですね!
続いて、ふたご座流星群の名称についてです。
これについては、流星群が「ふたご座γ星付近を放射点」としているから、となります。
放射点って何?ですが、流星群には「放射点」と呼ばれるポイントがあり、その放射点から星が飛び出すように流れるとのこと。
イメージとしては、星が飛び出していく中心のようなところです。
ふたご座γ星付近を放射点にしていることもあり、ふたご座流星群と呼ばれます。
ちなみにギリシャ神話には、ふたご座にまつわる二人の英雄の物語があります。
大神ゼウスとスパルタ王妃レダの間に4人の子供が生まれました。
そのうち2人は男の子で、カストルとポルックスと名付けられました。
カストルは普通の人間でしたが、ポルックスはゼウスの血を引き不死身の体を持っていました。
2人はとても仲が良く、勇者へと成長し共に戦いました。
ある戦いの最中、カストルは敵の矢に当たり死んでしまいます。
ポルックスも傷を負いましたが、不死身なので死ぬことはなく、カストルだけが死んでしまったことをとても悲しみました。
大神ゼウスはこの2人がいつも一緒にいられるように、ふたご座として天の星座にしました。
そんなギリシャ神話についても知識を深めながら流星群を見るというのも、いいですよね!
【ふたご座流星群2021】高知県で見える場所や方角は?おすすめスポットを紹介
ここからは、高知県でふたご座流星群を観測するのに、最適な観測スポットを紹介しますね。
四万十川高瀬沈下橋
四万十川付近でも、ふたご座流星群の観測が出来るんです。
こちらは、川の雄大さ、荘厳さが感じられる場所になります。
双子座流星群を観測するにも、静かで神秘的な雰囲気を存分に味わえますよ!
2018年、ふたご座流星群。極大日付近ののべ約15時間分をタイムラプス化しました。高知県にて撮影。さすがのふたご座群で、まさにメテオシャワーの名にふさわしい、見事な夜でした。 #PENTAX KP&K-50 (音が鳴ります。ご注意ください) pic.twitter.com/0CldaY1Zyk
— YamamotoFHironaga (@fourier2010) December 17, 2018
・高瀬橋(高瀬沈下橋)
・住所:〒787-1229 高知県四万十市田出ノ川
今回は2021年12月に見れる、ふたご座流星群を、高知県で見る方法についてお伝えしました。
今年は、コロナの影響もあって、蜜を避けるために、花火大会や、野外のイベントが軒並み中止になっているので、夜空の星を眺めて楽しむ、というのもいいですね。
ふたご座流星群は、1時間に約30~60個と多く流れることもあるそうなので、家族や友人・カップル同士と楽しめるのではないでしょうか。
12月に入ってからだと、かなり寒くなるので、防寒対策だけは欠かさないでくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。