「ふたご(双子)座流星群」は、日本三大流星群の1つですね!
この流星群は毎年、12月中旬に見ることが出来るんです。
年に一度しかないふたご(双子)座流星群をベストなピークの時間に見たい方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、2022年にふたご(双子)座流星群を和歌山県で見える場所や方角、時間はいつなのかお伝えします。
【ふたご座流星群2022】和歌山県で見える時間や方角
ふたご座流星群を見ながら願い事を込めてRTするといいコトあるんだって♪ pic.twitter.com/28zxY8KAE5
— 10秒でサクッと感動 (@kokoro_sakutto) August 18, 2020
それでは、和歌山県で「2022年度のふたご座流星群が見れる時間」はいつで方角はどこなのでしょう?
2022年のふたご座流星群がピークを迎えるのは、国立天文台の発表により「12月14日の午前10時頃に極大(ピーク)」になることが分かりました。
今年は極大が日本で観察しやすい時間帯に比較的近い上、12月4日が新月のため月明かりの影響もなく、かなり良い条件で観察出来ます。
なのでよほど一時的な雨が降らない限りは、ふたご座流星群を見ることが出来るのではないでしょうか。
そしてふたご座流星が最も多く現れそうなのは、12月14日の夜から15日の明け方にかけてです。
日付が12月15日に変わる頃、空の暗い場所で観察すれば最大で1時間あたり55個前後の流星が見られます。
また、12月13日の夜、12月14日の夜も、最大で1時間あたり20~50個を超える流星が出現するとの予想が出ています。
いずれの夜も流星は20時頃から現れ始め、本格的な出現は22時頃からで、夜半を過ぎた頃に数が最も多くなり薄明が始まるまで流星の出現が続くでしょう。
【流れ星を見よう☆彡】
あす12月13日(月)夜は #ふたご座流星群 の観測チャンスです。
今年は深夜にかけて月明かりの影響を受けるため条件はあまり良くありませんが、ふたご座流星群は毎年安定して多数の流星が流れることで知られる流星群ですのでご期待ください!https://t.co/rW9xtDzqIh pic.twitter.com/krkcxFeUwI— ウェザーニュース (@wni_jp) December 12, 2021
ふたご座流星群を見れる方角については、流れ星なのでどこからでも見えるんです^^
和歌山県は国土が都市部から山間部まで範囲が広いです。
ちなみに都会の場所では星空の観測を行っても見れないと思われがちなのですが、空が晴れていれば和歌山県内からでも流れ星が観測されたと報告が上がっています。
【ふたご座流星群2022】特徴や市街地で見る方法
【流れ星を見よう☆彡】
あす12月13日(月)夜は #ふたご座流星群 の観測チャンスです。
今年は深夜にかけて月明かりの影響を受けるため条件はあまり良くありませんが、ふたご座流星群は毎年安定して多数の流星が流れることで知られる流星群ですのでご期待ください!https://t.co/rW9xtDzqIh pic.twitter.com/krkcxFeUwI— ウェザーニュース (@wni_jp) December 12, 2021
ふたご座流星群の特徴をあげてみました。
ふたご座流星群はどの方向でも観られるので、寝転がって視野を広く保ち真上を眺めるのがおすすめです。
ふたご座が真上にある時は、天から降ってくるように見えるので、地平線に近い空をみるのも楽しいですよ!
地域によって多少時間は変わりますが、双子座が真上にくるのは深夜1時台頃です。
流星観測はなるべく空を広く観た方がいいので、夜でも入れる大きな公園や河川敷がおすすめです~^^
一点を見るのではなく、空全体を肉眼で眺めて待ちます。
高い建物の多い場所は視界が遮られて不向きであることと、夜間に観るので安全第一と周囲へのマナーにも気を配ってください。
またふたご座流星群を市街地で見たい方は、流星の数は少なくなりますが自宅の窓ごしやベランダから見ることも出来ます。
いよいよ明日、12月13日夜から14日未明にかけて、年間最大の流星数を誇る、ふたご座流星群がピークを迎えます。特に今年は新月なので、暗い流星まで観察できそうです。これは2019年12月14日夕方~15日1時までに流れた流星を、平塚から南西・北西・北・南に向けた広角カメラで見た様子です。 pic.twitter.com/ScOCsz6TUa
— 藤井大地 (@dfuji1) December 12, 2020
目が暗さに慣れるのに時間がかかるので、最低15分は見てください。
またその際、防寒対策も充分にお願いします。
流星観測は寝転ぶのがおすすめですが、想像以上に冷えるので、銀マットや分厚いマット、寝袋や毛布にくるまって帽子や手袋もつけて暖を取るのが最適です。
又、懐中電灯が2本あると便利です。
1つは移動時用、もう一つは観測中に手元を照らす用です。
目が暗さに慣れた状態を保つには赤い光が良いです!
観測中に使用する電灯には赤いセロファンを貼ったりするといいですよ。
【ふたご座流星群2022】和歌山県で見える場所は?おすすめスポットを紹介
ここからは、和歌山県でふたご座流星群を観測するのに最適な観測スポットを紹介します。
かわべ天文公園(和歌山県)
かわべ天文公園は、星や宇宙のことを楽しく学べる天文施設です。
かわべ天文公園 芝生が気持ちいい😊
帰り道も良い川沿いの景色でした🌸#和歌山 #日高 #かわべ天文公園 pic.twitter.com/eTS9CSX4uS— 0yuka0 (@0yukatanu0) May 22, 2017
園内は山の傾斜を利用し、芝生が広がり、寝ころんで星空を眺めることができます。
また宿泊も可能で、宿泊者には望遠鏡の貸出も行っており、夜も天体観測を楽しむことができます。
これまでにも多くの流星群が観測されていたようです。
10/4のかわべ天文公園遠征に撮ったオリオン座。もっと絞るべきやったなこれは…。 pic.twitter.com/Lr7rrywZ92
— タカッツ@趣味垢 (@taka2tenmon) October 8, 2019
・かわべ天文公園
・住所:〒649-1443 和歌山県日高郡日高川町 和佐2107-1
ふたご(双子)座流星群とはどんな星?
昨夜は火球が流れたそうですね
私が今までで撮れた一番すごい火球は
2017年ふたご座流星群の火球です#空がある風景 #カコソラ pic.twitter.com/SKeH3zBMDK— マーガレット (@marguerite41) August 22, 2020
毎年12月に観測される「ふたご(双子)座」は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と並び、三大流星群と呼ばれています。
三大流星群の大きな特徴としては、流れ星が安定してたくさん見られるということです。
特に近年では、流星群の観測数と安定度は、ペルセウス座に次いでふたご座流星群観測出来ると言われています。
一般的には、おおよそ一晩に見れる流星の数は、1時間あたり平均で20個くらいと言われています。
条件が良い時は50個以上の流れ星が観測されたことがあるんです。
となると、おおよそ1分に1個(流星)は観測できる計算になります。
他にも、流星の流れる速度が速いことから、途中で急激に増光することがり、明るい流星や火球が多く、流星痕が残るほどのインパクトがあることも。
「天体ショー」とも言っていい、美しい星空をいつまでも眺めることが出来るってある意味幸せですね!
続いて、ふたご座流星群の名称についてです。
これについては、流星群が「ふたご座γ星付近を放射点」としているから、となります。
放射点って何?ですが、流星群には「放射点」と呼ばれるポイントがあり、その放射点から星が飛び出すように流れるとのこと。
イメージとしては、星が飛び出していく中心のようなところです。
ふたご座γ星付近を放射点にしていることもあり、ふたご座流星群と呼ばれます。
ちなみにギリシャ神話には、ふたご座にまつわる二人の英雄の物語があります。
大神ゼウスとスパルタ王妃レダの間に4人の子供が生まれました。
そのうち2人は男の子で、カストルとポルックスと名付けられました。
カストルは普通の人間でしたが、ポルックスはゼウスの血を引き不死身の体を持っていました。
2人はとても仲が良く、勇者へと成長し共に戦いました。
ある戦いの最中、カストルは敵の矢に当たり死んでしまいます。
ポルックスも傷を負いましたが、不死身なので死ぬことはなく、カストルだけが死んでしまったことをとても悲しみました。
大神ゼウスはこの2人がいつも一緒にいられるように、ふたご座として天の星座にしました。
そんなギリシャ神話についても知識を深めながら流星群を見るというのも、いいですよね!
今回は2022年12月に見れる、ふたご座流星群を和歌山県で見る方法についてお伝えしました。
今年は2020年以降のコロナの影響もあって、蜜を避けるために花火大会や野外のイベントが軒並み中止になっているので、夜空の星を眺めて楽しむ、というのもいいですね。
ふたご座流星群は、1時間に約30~60個と多く流れることもあるので、家族や友人・カップル同士と楽しめるのではないでしょうか。
12月に入ってからだとかなり寒くなるので、防寒対策だけは欠かさないでくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。