この記事は、「パープルムーン」について分かったことをお伝えしています。
「パープルムーン」の名前を初めて聞いた方もいるかと思います。
ここ最近話題になっている『パープルムーン』が12月14日に見れる、のは本当でしょうか?
そこで今回はパープルムーンについて、
- パープルムーンはいつ何時から見れる?
- パープルムーンは12月14日に見れる?
- パープルムーンは本当?デマと言われる理由、以上、3つの項目からざっくり解説していきます。
パープルムーン【2023】いつ何時から見れる?
パープルムーンは、いつ何時から見れるのでしょうか?
SNSなどで話題になっているのが、2023年12月14日(木)、なんだとか。
ちなみに、パープルムーン、ブルームーン、ストロベリームーンなどと言った、〇〇ムーンと名の月は基本的に満月です。
パープルムーン、という初めて聞く月の名前であることから、何かスピリチュアル的な意味、神秘的な意味で「パープル」という言葉を使っているのでは?との声もあがっています。
ただ本当に皆既月食のような天体ショーであれば、テレビやネットニュースなどでも大きく取り上げられるはずです。
ですが、12月14日を過ぎても、特にそのようなニュースは出ていません。
そして、2023年12月14日は新月の次の日となっています。
そのため細い三日月ということで、パープルムーンが見える可能性は低そうです。
>>満月カレンダー
2023年12月の満月は、12月27日に見ることができます。
さらに、12月27日に見ることができる満月は、「コールドムーン」です。
次の満月については2023年12月27日(水)
- 7時05分 月の出
- 16時30分 月の入
となっています。
パープルムーンが12月14日に見れる?
パープルムーンが12月14日に見れる、というのはデマではないでしょうか?
先ほどご紹介したように、12月13日が新月、そして12月14日は月齢1なので、ごくごくほそーい月ということで、ほぼ見えません。
ただ、地球照が紫色っぽく見える、ということもあるのかもしれません。
ちなみに「地球照」というのは、地球で反射した太陽光が月を照らすことによって欠けている部分がうっすらと見える現象のことです。
地球に反射した太陽光が月に達して、その光がまた月面で反射して再度地球に達することによって見られる現象になります。
肉眼で見る場合は、三日月のように月の輪郭が小さい時に見えることが多いと言われているようです。
なので、月齢1の細い月の輪郭をもって、「パープルムーン」と言われる所以(ゆえん)なのかもしれません。
パープルムーンは実在する?デマと言われる理由について
では、パープルムーンというのは、本当に存在するのでしょうか?
調べてみると、やはり天体現象としての『パープルムーン』というのは存在しません。
スピリチュアル的な意味や、目に見えない神秘的な力を持つ月ということで「パープルムーン」という言葉が使われてるようです。
実際にパワーストーンに、ブルームーンストーン、パープルムーンストーンというものは商品としてあります。
パープルムーンというのは、本当には存在せず、あくまでもスピリチュアル的なもの、神秘的なもののシンボルとして使われるワード、でした。
ということから、2023年12月14日に、パープルムーンが見れる、というのは、現時点では「デマ」のようですね。
今回は、パープルムーンはいつ何時に見られるのか?本当に存在するのかなどについて、分かったことをお伝えしました。
月は、昔から神秘的な意味を持つ象徴でもあります。
皆既月食、部分月食、普段の色と違う月が見えた時は何かが起きる前触れ、とも言われます。
今回のパープルムーンも、天体ショーとして見られる楽しみ、として噂が一人歩きしただけのようです。
楽しみにしていた方には残念な話ですが、月の色の持つ意味、いろいろ探してみるとおもしろそうですよ。
ただ今後、もしかしたら本当に「パープルムーン」を見れる機会がでてくるかもしれないですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。