2023年のM-1グランプリでは優勝を逃し、2位となったヤーレンズ。
今回初の決勝進出となったことで、「ヤーレンズは売れない」説はなくなりましたね。
今回は、ヤーレンズのお2人が、なぜこれまで売れなかったのか?
経歴プロフィールも交えて分かったことをまとめました。
ヤーレンズ【M1グランプリ2023準優勝・2位】
ヤーレンズのお2人は、2023年のM-1グランプリでファーストステージを2位で通過。
ファーストステージでは強烈なオネエキャラの大家さんネタを披露。
ファイナルステージではこれまたキャラの濃い、ラーメン店店主のネタが、完全に今大会の台風の目になりました。
そして最後のファイナルジャッジでは、ほぼ半々に票が分かれる接戦となり、どちらが優勝してもおかしくない状況でしたね。
M-1グランプリの結果は2位となりましたが、今後舞台やテレビに引っ張りだこになるのではないでしょうか。
実際、M-1グランプリでは準優勝した芸人さんたちがその後長い目で見ると、売れ続けるという話も出ています。
ヤーレンズが売れないと言われてた理由について
ヤーレンズは漫才の実力があるのに、どうしてこれまで売れなかったのでしょう?
その理由について、5つ考えてみました。
- 舞台の出演数が多すぎた
- テレビへの出演の機会がなかったから
- ネタが独特でマニアックすぎるから
- トーク力が未知数
- キッカケがなかった
①舞台の出演数が多すぎた
ヤーレンズは結成以来、舞台を中心に活動していました。
あまりにも出演本数が多すぎて、メディアへの露出が少なかったというのが理由です。
2022年の出演本数は、なんと368本!
単純計算でも1日に1本以上の舞台をこなしています。
そのためメディアへの出演が難しかったようです。
もちろん舞台を大切にする漫才師もいますが、
舞台に足を運ぶ人というのは、お茶の間でお笑いを楽しむ以上に、お笑いが好きということで、既存の支持層になっています。
新たなファンを増やそうとするなら、メディアへ出て広く知ってもらうことが必要になってきます。
②テレビへの出演の機会がなかったから
ヤーレンズのお2人の活動場所はこれまで舞台中心。
テレビの出演が少なかったため、テレビ局側もテレビ慣れしていない芸人は使い辛かったのかもしれません。
舞台とは違い、TVは、トーク力や間の取り方、他の出演者やMCとの掛け合いもありますからそこは慣れが必要になるでしょう。
ですが、今回2023年のM1で松本人志さんから「ガヤで使えそう」と言われていました。
M1グランプリは優勝者だけでなく、準優勝のコンビが人気が出ることもよくあります。
ヤーレンズもこれからメディアへの出演が増え、さらに人気が高まるのではないでしょうか。
③ネタが独特でマニアックすぎるから
ヤーレンズの漫才は、喋り続けるスタイルで、謎の言葉を所々で散りばめるながらという、忙しいスタイルの漫才です。
言葉のチョイスも独特だし早口と、一定の層には刺さってましたが、年配にはウケるのか微妙なところがありました。
ですが、2023年・M1の審査員には、全員にそれぞれのワードが刺さっていたようですから幅広い年代に受けることが証明されました。
この独特さがクセになるといいうことで、ヤーレンズは今後、テレビでも重宝されるでしょう。
④トーク力が未知数
漫才としてのキャラは立っていますが、トークはどうなのか?実力が未知数でした。
しかし、M1でも審査員とのやり取りや進行の中でしっかりボケも入れてて、むしろそれを後から発言したさや香が真似をするほどトーク力も高いです。
ネタだけでなく、生きたトークもしっかりできるということで未知数だったトーク力が高いことが証明されました。
⑤きっかけがなかっただけ
単純にこれまで売れるきっかけがなかっただけでしょう。
M-1は、2022年に初の準決勝進出ということでやはり決勝までいかないと多くの人の目に触れません。
2023年はそのチャンスをまさに掴んだと言えます。
もちろん優勝すればいろんな番組に出演できますが、
2位でも世間からの評価が高ければ一気に売れるきっかけとなります。
実力があるからこそ今回の準優勝がきっかけになったというだけで、これまで売れなかったのは、たまたまそのきっかけがなかっただけなのでは?
これから人気が出ることは間違いないでしょうから
ヤーレンズから目が離せません。
ヤーレンズwiki経歴プロフィール
ここからはあらためてヤーレンズのお2人の経歴を見ていきます。
ヤーレンズさん!!!
準優勝おめでとうございます!!
おつかれさまでした!!!
最高におもしろかったです!!#M1グランプリ #ヤーレンズ pic.twitter.com/fH6gttPEDv— ヤーレンズのラジオの虎【GERA公式】 (@yarlens_gera) December 24, 2023
ヤーレンズは二人の芸人メンバー、楢原 真樹(ならはら まさき)さんと、出井 隼之介(でい じゅんのすけ)さんによるお笑いコンビです。
結成したのは2011年で、所属事務所は「ケイダッシュステージ」です。
向かって左側が、楢原真樹(ならはら まさき)さんの経歴プロフィールです。
ナラハラとヒワラです。
とてもよく間違えられます。今だからこそ覚えて欲しいです。
どっちがどっちか分からないなら電話一本ぐらいくれよな〜!
左↓楢原 右↓檜原 pic.twitter.com/LiXss7zdPX
— ヤーレンズ 楢原 (@narahara_j) December 26, 2023
- 名前:楢原真樹(ならはら まさき)
- 立ち位置:ボケ・ネタ作り担当。
- 生年月日:1986年11月17日(2023年現在、37歳)
- 出身地:大阪府池田市出身。
- 血液型:O型
- 身長:179.9cm
続いて向かって右側の方が、出井隼之介(でい じゅんのすけ)さんです。
- 名前:出井隼之介(でい じゅんのすけ)
- 立ち位置:ツッコミ担当。
- 生年月日:1987年3月2日(2023年現在、36歳)
- 出身地:神奈川県横浜市出身。
- 血液型:B型。
- 身長&体重:173cm、60kg
ヤーレンズの結成は、2011年9月です。
ヤーレンズの出井さん・樽原さんを結び付けたのはサザンオールスターズです。
サザンの曲をひたすた歌い合うカラオケの回で2人は意気投合しました。
ヤーレンズの前身はヒートアップ→パープーズ
ヤーレンズと言うコンビ名ですが、前身があります。
ヤーレンズの旧コンビ名は”パープーズ”です。
この名前の由来は、サザンオールスターズの”我らパープー仲間”と言う曲からなんだとか。
ヤーレンズが大阪から東京に進出する際に、パープーズ→ヤーレンズに改名したそうです。
ちなみにパープーズの前に”ヒートアップ”と言うコンビ名で活動していた時期もあったのですが、これはサザンとは関係ありません。
ヤーレンズのコンビ名の由来について
ヤーレンズと言うコンビ名が誕生した理由ですが、これも、サザンオールスターズの”YARLEN SHUFFLE 〜子羊達へのレクイエム〜”が元ネタとなっています。
ヤーレンズという現在のコンビ名も大好きなサザンの曲から名づけたと言われています。
ヤーレンズのサザン好きは筋金入りですよね。
いつか共演出来る日もくるのかもしれませんね。