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中学受験が子どもをダメにするし意味がない!狂ってる我が家の失敗談を紹介

結婚されて子供が産まれると、中学受験をさせるかどうか一度は考えたお父さん、お母さんはいらっしゃるでしょう。

ただ実際に受験をするのは親ではなく、当の子供です。

我が子が中学受験に合格したら、その後の人生、死ぬまでバラ色だと思ってません?

今回は我が家の中学受験にまつわる失敗を体験談としてお伝えします。

 

 

我が家の中学受験の理由とその後の人生

我が家が中学受験をすることになったキッカケは、主人の一方的な思い込みにより始まってしまいました。

私たち夫婦は、特に高収入の家庭で育つこともなく、私たち2人も正社員でありません。

特に主人は元サラリーマンの自営業者。

決して経済状況はよくないですが、雇われるのが嫌いでバイトするのがやっとなレベルの男性です。

幼稚園の年少さんの頃あたりから、中受の話は既に出ていて、将来は医者にさせたいから、難関中学校(灘や、開成レベル)に合格させたいと言っていました。

小学校入学の1年前より、公文式に通わせることになり、この当時は本人もそれほど嫌がらず通っていました。

ですが、4年生になる前に、父親の方針で本人の意思は尊重されずに公文は辞めることになりました。

そして4年生になってから、進学塾に通うことに。

5年生になった頃から、主人の要望が日を追うごとに増していき、模試の結果が悪いと怒るし、時には手を挙げる(頭を叩く)ようになりました。

そんな調子なので、6年生になる前の春休み頃には学習塾をサボるようになってきた我が子。

私も何度となく「もう止めたら。」というのですが、主人は聞く耳を持ってくれませんでした。

6年の夏休みが終わる頃から、合格発表の期間が一番苦痛でした。

子供は完全に嫌がってたけど、父の恫喝が怖くて無理やり勉強していました。

この状態なので、当然本人のモチベがあがらず、成績はどう客観的に見ても、最難関中学校のレベルには届いていません。

それでも主人は最後まで難関中学を諦めていませんでした。

結局、難関クラスの学校は無理と、塾から告げられて、渋々主人が決めた中学校を受けて、合格しました。

私立中学校に合格後に起こった悲劇

主人が決めた私立中学校は、我が子の性格や考え方とは真逆の学校でした。

後に子供から聞いたのですが、入学式の時にすでに違和感を持ったそうです。

授業進度はとにかく早いし、公立中学と違って、週6クラス。

それにプラスしてなにかと規則がかなり厳しいところでしたので、全く馴染めなかったとのこと。

次第に、疲れた顔を見せるようになり、クラス内でもストレスの為か、暴言を吐いたりと、トラブルを起こすようになりました。

入学して1年目の秋に、クラスの子にケガを負わせて謹慎処分となります。

翌年にはクラスも変わったのですが、やはり合わなかったのでしょう。

1年の時と同じくトラブルを起こして、2年生の時に、自主退学となりました。

もうこの時が母子ともに一番辛かったです。

2年の3学期から地元の公立中学校に通うことに。

主人は子供と私に、しばらくの間「お前らみたいなクズは、2人とも出ていけ!!」とまでネチネチ言ってきました。

子供は途中から戻って小学校からの友達がいるとはいえ、ストレスが溜まっていたのでしょう。

3年生になるまで、学校を休みがちでした。

中3の2学期に入ると本格的に高校受験の時期となりました。

内申書の成績は、前学校の時と合わせたものとなりました。

前の学校がかなり悪かったので、「公立高校には行けるかどうか微妙です。」と個人懇談で言われました。

さすがにこの頃になると、子供は友達と同じ高校には行きたいと思ったのか、2学期からは休まないようになりましたが、結果として公立高校はすべて不合格となりました。

 

 

高校受験に失敗・中学浪人の1年間が辛かった

公立高校が不合格なら、私立高校に行けば?と思うかもしれません。

ですが中学受験のために元々経済力のない我が家が、数少ない貯金を進学塾や、私立中学校に通うために費やしたために、そんな資力はありませんでした。

通信制の高校も考え、実際に見学にも行ったり様々な情報を集めましたが、通信制は大半の子供が中途退学になるとのこと。

そしてこの時点でもまだ主人は子供を医者にすることをあきらめてなかったのです。

なので1年間「中学浪人」することになりました。

子供は「一学年下の子らと一緒の塾は行きたくない。」と言ったので、参考書で自主勉強する1年間となりました。

幸い?!だったのは、私立中学校で唯一仲の良かった同級生の子が子供が自主退学となってから半年後にその子もトラブルを起こして退学となり、中学浪人になっていたこと。

ほぼ1年間、その子と一緒に図書館に通ったりしながら2人で勉強したこともあって、それほど落ち込むことなく、我が子は中学浪人の1年を終えることが出来ました。

そして2度目の高校受験を受け、第一希望ではないですが、なんとか公立高校へ合格することが出来ました。

合格の知らせを聞いたときに、やっと私も一区切りついた、、と思えました。

子供が選んだ公立高校は私たちが住んでいる区域からは遠いところの高校。

そして、コロナの影響もありPTA活動はその高校へ通うのに徒歩10分圏内の世帯の親御さんのみで行われることになったので、私自身の負担も軽くなりました。

現在高校2年生となった我が子。

さすがに体力もつき、身長も主人を追い越し、そして何より明らかに自分の父親の考え方が友達の両親と比べていびつな思想であることに気付き、ハッキリと意見を言えるようになってくれました。

我が子は医者になりたい、とは全く考えていません。

ていうか、こんなお金のない家、なれるわけないですが、、、。

 

 

最後に

私が子供の中学受験で感じたことは、①何よりも子供自身が本心から中学受験をしたいか?

②どの中学に行きたいか?

③合格して入学して、何を学んでいきたいか?

この3点は、中学受験をさせたい、と思った時点で子供とよく話し合うことが大事だと思いました。

家のように、子供の意見は全く取り入れず、(まだ反抗期のない小学生のあいだに、どこでもいいから私立中学に行けば、何とかなるだろう。)という、親の勝手な思い込みは、後々にカバーしきれない傷あとになります。

今は、もちろん地域にもよりますが、公立の中学校では、私立中学並みに勉強に力を入れていて、昔と比べるとそんなに大差がない、公立中学も存在しています。

(現に私の住む地域では、かなり勉強に力を入れていて、高い偏差値の公立高校に入学して、現役で国立の一流と言われる大学に合格されている家庭も増えています。)

なので極端な話、子供が産まれて子供の教育に力を入れたいと思うのなら、もし可能ならば、小学校入学前までは一軒家も購入せずに地域の情報収集をしっかり行って、引っ越すという考えを持った方がいいと思います。

そうすれば、子供さんが中学受験をしたい!となって、勉強に励んだものの、万が一不合格となったり、あるいは中学受験自体を途中で「やりたくない。地元の中学校に通いたい。」となった時に、親子共に選択の幅が広がると思います。

もちろん各家庭の考えがあるので、今回の私の体験は一つの参考です。

ですが私自身は、正直今回のようなことになるなら、出来れば小学校前の時代に戻りたいと後悔しています。

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